2020年8月 5日 (水)

軌道風景Vol.03●発売記念特集こぼれ話  その02 赤羽三部作完結編

さて、今回のこぼれ話は

知られざる軍都
赤羽周辺の失われし鉄路を求めて
~軍用鉄道が多かった北区とその周辺の廃線跡を探る 「 後 編 」~
本誌P20-25

で、東京の北区赤羽周辺の廃線となった鉄道たちを掘り起こすレポート最終話です。
 
いまから約35年前まで赤羽駅近くにあった、レールの残る廃線跡という存在は、廃線大好きというあやしい~“ガキ鉄”にとってこの上ない美味しい物件でした。
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▲家から自転車で行ける距離にこんな素敵な廃線があったというのは、ガキ鉄にとっては超(≧▽≦)刺激的な体験…。赤羽駅から伸びていた陸軍兵器補給廠専用線の廃線。1982(昭和57)年 この路線については「消散軌道風景Vol.01」 のほか「消散軌道風景Vol.02」 の桟敷正一朗氏による昭和47年、赤羽の線路“跡”で取り上げています。写真は消散軌道風景Vol.01のP23に、現在の同地点との写真で定点対比しています。

 今回は赤羽三部作の最後として

F. 北王子線 という、近年に廃止となった都内最後となる貨物専用の路線です。
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△廃止された北王子線、その最近の様子。まだ線路は残っていますが、貨物線敷地は柵で覆われております。遠くに見えるマンション群がかつての貨物駅跡(上の写真)。都内でレールが現存している廃線跡というのもあとわずかで無くなるらしいです。

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▲約10年前の北王子駅の構内にて。4両のDLが居ましたが、白い北陸重機工業のDLが主力で、一番右奥の日車25トン機が予備機。それ以外はまったく使っていない留置状態でした。詳しくは本誌を参照ください。

 その他は

G. 関東酸曹馬車鉄道
H. 国鉄火力発電所線
I. 武州鉄道未成線
J. 東伸製鋼
※AからEについて、消散軌道風景Vol.01 P20-29 A.陸軍兵器補給廠専用線 B.須賀線。 消散軌道風景Vol.02 P20-28 C.陸軍造兵廠電気鉄道線 D.E. DとEの路線 それぞれ位置図は本誌参照ください。

 を取り上げています。未成線や工場鉄道(工場構内のナローゲージ)など番外の部分もありますが、実はまだ赤羽周辺には、知られざる鉄道車両メーカーなどもあったので、今後もなにか機会があればレポートしたいと考えています。

Vol03
 Vol.03の続編で赤羽の番外編が登場するかも?です。
 是非とも、宜しくお願い申し上げますm(__)m

《 追 記 》

消散軌道風景Vol.03訂正
本誌奥付の「写真・資料提供者および協力者」欄の【個人】につきまして

西 裕之様  
矢部三雄様  
石井あつこ様  

の三名様のお名前が抜けておりました。訂正のうえお詫び申し上げます。

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2020年7月29日 (水)

本日発売!(^^)!【消散軌道風景Vol.03】と発売記念特集 こぼれ話その01

 お待たせいたしました。本日、イカロス出版消散軌道風景Vol.03~あなたの知らない鉄道考古学~」が発売されます。
 今回は大特集:首都圏廃線めぐりとして、今までの同誌とはすこし“毛色”が変わっております。
 最近流行りの廃線跡めぐりか?などと思われるかも知れませんが、この企画に集った百戦錬磨の強者たちによる廃線レポートは、一味ちがうものとなっています。
 早速ですが、本誌のこぼれ話を始めましょうか。
 カラーグラビアページ最初に登場するのは

みなと街「横浜
廃線跡と鉄道スポットめぐり
ハマでブラブラしながらのレイルファン紀行
本誌P2-9

 と題して、横浜駅から山下公園方面に向かう廃線と鉄道スポットを訪ねる散歩企画です。
 同行頂いたのは北川 潤氏で、ブラブラ歩いてもけっして“ゆるく”ならない厳しい探索姿勢で助けて頂きました。
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△なぜ?ナローの動輪が横浜に!!
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△超有名な廃線跡にある100年前の鉄橋。そこに残(復元) された線路は何故、中央ではなく左側にあるのか?
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△山下臨港線跡の歩ける高架線。その脇の地下にはターンテーブル群が!!

Vol03
 今まで各誌で取り上げられてきた廃線跡を含め、あらためて調査し、今まで知られていなかった事実などを解き明かしています。
 是非とも、宜しくお願い申し上げますm(__)m

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2020年7月21日 (火)

予告です【消散軌道風景Vol.03】         大特集!! 首都圏廃線めぐり

Vol03 
 先日からお伝えしています通り、イカロス出版発行「消散軌道風景Vol.03~あなたの知らない鉄道考古学~」が7月29日(水曜日)に発売されます。今回の注目点は
大特集:首都圏廃線めぐり

スペシャルゲストにヨッキれんこと 
平沼義之氏 に参加頂きました。

\(^o^)/

●内容●

みなと街「横浜」廃線跡と鉄道スポットめぐり
・ハマでブラブラしながらのレイルファン紀行

知られざる軍都赤羽周辺の失われし鉄路を求めて
・軍用鉄道が多かった北区とその周辺の廃線跡を探る(後編)

上信電鉄ふたつの小さな廃線 角田 聡
・軽便鉄道時代のトンネル遺構と小さな引込線

奥多摩湖ロープウェイ(川野ロープウェイ) 
               中澤 亮

・わずか3年で終了した湖をわたる旅客索道

日立電鉄・日立電鉄線 名取信一
・生まれ変わりつつある電鉄の廃線跡 

山梨県林務部 豊岡林用軌道(豊岡林道) 
              平沼義之

・身延の奥地に、強引すぎる手段で山脈を越える軌道があった

東武鉄道根古屋線
・小さな東武鉄道の貨物支線

小田急電鉄向ヶ丘遊園モノレール線
・遊園地へのアクセスだった単軌鉄道

コラム 向ヶ丘遊園地と豆電車
コラム ロッキード式モノレールについて 
               和田亮二

中神引込線
・なぞの軍用貨物線の跡

日立セメント太平田鉱山索道 文と写真(一部) 榊 充嗣 写真:竹内 豊
・日本最後の貨物索道

旧長野原線 長野原~太子間 角田 聡
・吾妻線に編入されなく廃止となった線路

相模線(寒川支線) 名取信一
・わずか1.5kmの盲腸線

西武鉄道安比奈線 竹内 昭
・長年の休止から廃線となった今…
 
東京都水道局小河内線 榊 充嗣
・ダムをつくった専用鉄道の廃線跡

下高井戸連絡線 団 鬼鉄
・大東急の幻は京王高架工事でさらなる伝説へ

産業用鉄道カタログ&パンフレット(第3回)
・東芝の産業ロコ

木根宿森林軌道(中之条営林署) 平沼義之
・幻の宿場が眠る谷をゆく、関東最果ての森林鉄道跡

葛生の鉱山鉄道(中編) 写真:須永秀夫

都電38系統(水神森~南砂町二) 写真(一部):須永秀夫
・路面電車の専用軌道区間跡を訪ねて

思い出の汽車会社 文(一部)と写真:武藤直樹
・東京は下町にあった老舗鉄道車両メーカー

街角探訪鉄道プラスα 第三回 山口雅人

ナローゲージの保存車 第二回 
日本ナローゲージ研究所

・秋田、山形、福島、補足宮城県編

巻末特別付録 国鉄 高島貨物線 配線図

 

消散軌道風景Vol.03
~あなたの知らない鉄道考古学~

刊行種別:ムック
サイズ:A4変型判
ページ数:130頁
定価:2050円(税込)

です。発売日までおとすこしお待ちくくださいm(__)m

 

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2020年7月15日 (水)

淡海ライトレール

 昨年の12月、とあることで招待され行ってきました麗しの国 台湾 。その訪問時、少し空いた時間を利用して、行きたいと思っていました淡海(たんかい)ライトレールという、最新のLRTに乗ってきました。ちなみに淡海ライトレール という名称のほかに、淡海軽軌(たんかいけいき)とか淡海(たんかい)LRTと呼ばれています。詳しいことは、みなさま検索ください。
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△淡水方面へ向かう台北MRTという地下鉄に乗り、終点ひとつ手前の紅樹林駅で乗り換えます。台湾国産のスマートなブルーの車体の5連接車が淡海ライトレール の車両で、高雄に次いで2番目となる2018(平成30)年12月開業の台湾最新鋭のLRTです。
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△線路が複雑となっている部分には、架線がないのが特徴です。

 路線距離は14kmですが、いまのところ暫定開業的なようで、一部延伸工事中でした。ちなみに軌間1435mmにて直流750Vですが、車両にキャパシタ蓄電池を搭載しているので、複雑になる分岐部分などの架線が無いのが特徴です。浜海沙崙(ひんかいさろん)駅から大きく曲がり、延伸部分と分岐もすでに完成しているのですが、この付近に架線はなく、駅に到着すると一旦集電装置をたたんでから発車します。交差点上には架線がなくスッキリしているのが日本人からすると斬新であり素敵です。詳しいことは、専門的なところに任せるとして、当方として驚き感心したのは・・・

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△淡海ライトレール の施設のいたるところで見かけるオブジェ。なにかテーマがあるのだろうと思っておりましたが…列車に乗ると
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△車内には、絵本から飛び出してきたようなキャラが乗っているのに驚きました

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△女の子?
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△モチーフはリスでしょうか。本を見ているようで
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△おっと、本の中身もちゃんと作られてますね

 国内はもとより、海外でも有名な台湾の絵本作家・幾米(ジミー)氏が担当し、この路線全体のイメージとしてのパブリックアートとなっているようでした。
 このような公共的な空間芸術センスは、台湾は世界的にも抜きん出ていると思っております。(個人の感想です)

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△たまたまこの車両に乗った人たちは大喜びで、撮影していました。

 日本では、車内に常設の人形など置くということは無理そうな気配…と、
安全上の問題は!!等の面倒なことがありますが、このような遊び心は是非とも見習いたいものです。
 淡海ライトレール

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2020年7月 8日 (水)

消散軌道風景vol.3                  関東圏内廃線跡めぐり 鋭意製作中!!

先週も告知しましたが、奮励努力にて?消散軌道風景 vol.3  特集「関東圏内廃線跡めぐり 」を製作しております。
下記は予告画像…(本編では未使用画像です)

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あ・・・あとすこし(ノД`)・゜・。
なにとぞ、お待ちください。
 

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2020年7月 1日 (水)

予告★消散軌道風景vol.3                   関東圏内廃線跡めぐり

 なんだかんだと消散軌道風景 vol.3 を製作しております。
 今度は「関東圏内廃線跡めぐり 」です。
 もちろん、今までの連載企画も掲載しています。

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予定内容は諸般の事情で変更の可能性もありますので、ご了承ください<m(__)m>

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△こんなところ等に行ったりしてます…

鋭意製作中にて、おまちください!!

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2020年6月24日 (水)

あしおトロッコ館(古河足尾歴史館)の今年度オープン始まりました\(^o^)/

 わたしの鉄道&トロッコ保存ボランティア活動先であります一般社団法人あしおトロッコ館は、古河機械金属株式会社の深いご理解と協力によって、同社が運営します「古河足尾歴史館」の2階の一部に【あしおトロッコ館室内展示場】を併設させて頂き、野外には【足尾ガソリン軌道歴史館線とトロッコ展示場】もあります。
 いつもは、毎年4月上旬からオープンしているのですが、新型コロナ感染症防止のため今年度のオープンが遅れていましたが、ようやく6月20日から「古河足尾歴史館」が 開館しましたので、我々の活動も再開しました。
 詳しくは古河足尾歴史館HPをご参照ください<m(__)m>


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△左から主役のガソリンカー(運行は毎月第一土・日)とKATO 4トンDLと新型?客車。コッペル7号機…その後ろには?

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日立セメントの太平田鉱山索道からやって来ました「箱索道バケット」2器が、新たな“動態保存”仲間に加わりました

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△2階展示室【あしおトロッコ館室内展示場 】 はリニューアルしました。

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△チームメンバー魅惑のモデラー布施隆宏氏の鉄道模型の世界

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△帰ってきた 足尾発信!!世界のナベトロ展

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△わたらせ渓谷鐵道名所百選ミニミニモジュールの展示も始めました

 鉄道模型を中心とした、ちょっと変わった?鉄道関連の展示ルームとなっています。
 また、毎年3回ほど開催しています三つ目の活動場所 わたらせ渓谷鐵道 の 足尾駅にあります当チーム管理の保存車両(軌間1067mm)の公開は未定となっています。
 新型コロナ感染症予防につとめながらも、少しずつですが通常運行に戻っていきたいとチーム全員が願っております。

 

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2020年6月16日 (火)

ただいま、多忙につき・・・m(_ _)m

またまた、秘密のお仕事にて戦時体制(*_*;となっております。
近々、みなさまにお知らせできることになると思いますので、それまでしばし
お待ちください<m(__)m>

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△関東圏内某所の雑草地とか

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△都内某所の廃・・・

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△これも都内某所ながら、公開できるのか?ちなみに軌間795mm...などなど

近々、お知らせできると思います

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2020年6月10日 (水)

さよなら赤胴車

前回に続いてまた関西です。
3月前半に再び仕事で、大阪に行くことになり空いた時間で今度は「阪急阪神1dayパス」なるものを購入。行った先は阪神電鉄武庫川線で、もうすぐ引退と聞いた「赤胴車」に乗りに行きました。
もう殆ど、ミーハー(死語…)おですね(*ノωノ)

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△いまや懐かしき肩開きドア。いかにもな阪神電鉄の電車は子供の頃からのあこがれでした。

大昔、乗った記憶のある武庫川線ですが、あの頃感じた鄙びた怪しさなど皆無でした。ひたすらあか抜けた住宅街に、終点の武庫川団地前駅前にひろがる近代的なマンション群に驚きましたが、単線で行ったり来たりする列車に何回が乗っていると、爆走で有名(個人の感想です)な阪神電鉄とは思えない長閑さで、まったり~とくつろげました。
※6月2日に赤胴車は引退したようです。

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△特等席に陣取り、ひとり満悦のひととき

たまたま乗れたのが7861形電車であったのでラッキーでしたが、7890形電車にも乗りたいと思いつつ(コンプリート衝動)武庫川線をあとにしました。

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△こちらにも乗りたかった

次は、本線の青車などを撮りつつ、次々と電車に揺られ乗り換えながら、最後は阪急電鉄の支線コンプリートを狙って乗りまくりました。いやー関西の私鉄は楽しいですね~。

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△ピッカピカの「ジェット・カー」に興奮(*'д`*)ハァハァこちらも近い将来引退とのこと。また来よう!!

ひたすら仕事を忘れて、関西私鉄コンプリート旅したいと思い続けている今日この頃です 

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2020年6月 3日 (水)

須磨浦山上遊園ぷち訪問

 ことしの2月前半の話です。
 仕事で関西に行ったとき、帰りの新幹線まで時間ができたので、行ってみたかった須磨浦山上遊園を訪問しました。
 阪神・山陽電車と乗り継いで、須磨浦公園駅頭上にある須磨浦ロープウェイに乗車して海抜246mの鉢状山上駅まで約3分。
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△麗しい大阪湾を眺めながらの空の旅♪(*´з`)

さらにそこから↓
テレビでお馴染み!!と、パンフレットにも載っている同園名物で、日本(おそらく世界でも)で唯一の「カーレーター」に初乗車。

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△大評判?の乗り心地の悪さ…らしいのですが、わたし的には体のコリがほぐされたような気分に(*^^*)

 カー(車)と、エスカレーターのレーターを合体させた造語の「カーレーター」は、ベルトコンベアーの技術を応用して開発された斜面を登る乗物

 ロープウェイ山上駅から回転展望閣駅まで91mの距離を、所要時間2分20秒で結ぶもので、角度は25°とのこと。
 1966(昭和41)年3月18日に開通したというから、50年以上の歴史を誇るという“鉄道”の仲間ですね。
鉄道じゃないと思う方はそう思っていてください。
 着いた先にあったのは、
回転展望閣というビア樽型の建物で、3階は“ゆっくりとまわる”展望室となっており、喫茶室コスモスが営業中でした。 

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△これは懐かしい、まわる展望台。喫茶室コスモスでは
、がまんできずに( ;∀;)ビールとおつまみを購入。しばし大阪湾&瀬戸内海をうっとり眺めながらドリ~ム心地に酔いしれる、ポツンとあやしい~おっさんとなりました。
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△です
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△お土産にもらったコースター。この絵柄がとても可愛く素晴らしい
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△さらに奥地には、観光リフトやサイクルモノレールにコインライド類もあります

タイムリミットがせまり、後ろ髪を強く引かれながら帰ることになりました。
再び、訪問したいと画策してます。
👉
須磨浦山上遊園

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