2020年10月21日 (水)

消散軌道風景Vol.03発売記念特集こぼれ話 その09 中神引込線

今回の消散軌道風景Vol.03こぼれ話は

首都圏廃線跡めぐり
中神引込線
~なぞの軍用貨物線跡~
本誌P54-55

です。
 そのむかし、中央線や青梅線を走る電車に乗っていると車窓から、時々ひょろひょろと別れてゆく線路があり、その先がどうなっているのか想像しただけでワクワクものでした。そんなあやしい~線路のひとつが中神引込線です。
 青梅線の中神駅から立川方面に向かって左に分岐する線路の先には、立川飛行場がありましたが、現役時代に走っている光景など見ないまま廃線と知り、いつのまにか分岐していった線路も無くなり、道路となってしまいました。何も残っていない廃線跡と思っていましたが、近年になり終点付近に線路が復元されたりしています。

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△立川基地に向かう中神引込線は途中でふたつに分岐し、終点へと向かっていた。現在、この分岐地点にはモニュメント?風のポイントの一部が設置されている。

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△終点部に近年造られた「むさしの公園」内に復元された線路がある。それにしても、かつての基地跡の名残など残されていない周辺の状況に驚く。(本誌未掲載画像)

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△復元された線路。良く造られているが、犬釘の打ち方が間違っているのが少々残念。本当は“ハ”の字型に打つのですが_| ̄|○ (本誌未掲載画像)

 この中神引込線の現役当時の写真を、昭島市教育委員会生涯学習部社会教育課文化財係(郷土資料室)からご提供頂きましたが、その画像にはDD13が牽引しているのは無火状態のD51!!という衝撃の写真となっています。詳しくは本誌をご覧ください。

Vol03
軌道風景Vol.03を宜しくしくお願い申し上げますm(__)m

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2020年10月14日 (水)

淀川資料館「河川工事と機関車-山から川へ土を運ぶ-」のお知らせ

 消散軌道風景Vol.01の64~70ページにて掲載しました「明治時代からの大事業、淀川改修工事鉄道を探る」にて、協力頂きました国土交通省 淀川資料館 から、スペシャルな企画展の告知が来ましたので、お伝え申し上げます。
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△淀川資料館の外観
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△特別展の様子。秘蔵のナベトロ・土運車などの図面も多数展示されているとのことです。提供/淀川資料館

淀川資料館 秋期企画展
河川工事と機関車 山から川へ土を運ぶ
開催期間:10月7日(水)から12月6日(日)

開館時間 : 午前10時~午後4時
休 館 日 : 第3土日、祝日
入 館 料 : 無料
〒573-1191大阪府枚方市新町2丁目2-13
TEL : 072-846-7131
●京阪電車「枚方市駅」から徒歩7分
※駐車台数に限りがありますので、なるべく公共交通機関をご利用ください。
ホームページ:
https://www.kkr.mlit.go.jp/yodogawa/shisetu/yodo-museum

ぜひ、行ってみてください!(^^)!

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2020年10月 7日 (水)

消散軌道風景Vol.03発売記念特集こぼれ話 その08 小田急電鉄向ヶ丘遊園モノレール線

今回の消散軌道風景Vol.03こぼれ話は

首都圏廃線跡めぐり
小田急電鉄向ヶ丘遊園 モノレール線
~遊園地へのアクセスだった単軌鉄道~
本誌P48-53・カラーグラビアP13

です。
 向ヶ丘遊園に行くときの楽しみのひとつが、珍しいロッキード式のモノレール線に乗れることでした。廃止となって20年近くの歳月が流れましたが、いまでも小田急に乗って向ヶ丘遊園駅で下車すると、独特な面構えの2両編成のモノレール車両が待っていてくれる…そんな気がします。
 取り上げたページ数は合計6ページですが、廃線レポートが3ページ。モノレール開通前に走っていた“豆電車”のことが1ページ。そしてなにより、モノレール研究者として前巻より参加頂いている和田亮二氏によって、ロッキード式モノレールについて詳しく2ページほど解説頂いております。これから先、小田急電鉄向ヶ丘遊園 モノレール線をこれほどまで取り上げる本は無いであろうと思うほどの内容の濃ゆい!!6ページに仕上がっております。

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▲小田急電鉄向ヶ丘遊園モノレール線の走っていた頃。まわりの風景は今でもそのままですが、モノレールだけ失われているのが寂しい。当時は、こんな怪しくも楽しい(*ノωノ)モノレールで遊園地に行けるなんてテンションはMaxに!! 1996年(本誌ではモノクロ画像掲載)

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▲休止になり翌年、向ヶ丘遊園正門駅でおこなわれた「さよなら 向ヶ丘遊園モノレール見学会」での画像。この貴重なロッキード式の元実験車であった500形は残念ながら解体され現存していないのが、とても残念。2001年3月(本誌未掲載画像)

 小田急電鉄と向ヶ丘遊園の歴史は切っても切れないものだと思っていましたが、年年その思い出が失われているようで、とてもせつない気分でいます。

Vol03
軌道風景Vol.03を宜しくしくお願い申し上げますm(__)m

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2020年9月30日 (水)

軌道風景Vol.03●発売記念特集こぼれ話  その07 東武鉄道根古屋線

今回の軌道風景Vol.03こぼれ話は

首都圏廃線跡めぐり
東武鉄道 根古屋線※猫屋線ではありませんฅ^・ω・^ฅ
~小さな東武鉄道の貨物支線~
本誌P46-47

です。
 いまでは貨物列車がのんびりと、行き来していたことなど面影もない、通勤・通学路線となった東武鉄道東上線。その小川町駅から分岐していた、知られざる短い貨物支線の廃線跡をレポートしています。

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▲約20年前までは、終点の根古屋駅は整地された空き地となって山側には索道からの積み替え施設の名残も残っていた。しかし今は…2001年2月(本誌未掲載画像)

 同路線で活躍していたのはイギリスはシャープ スチュワート製東武鉄道39号機で、本誌には当時の貴重な写真も掲載しています。このSL、幸運なことに今は三重県の貨物鉄道博物館に保存されています。

Vol03
是非とも、軌道風景Vol.03を宜しくしくお願い申し上げますm(__)m

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2020年9月23日 (水)

軌道風景Vol.03●発売記念特集こぼれ話  その06 山梨県林務部 豊岡林用軌道

今回の軌道風景Vol.03こぼれ話は

首都圏廃線跡めぐり
山梨県林務部 豊岡林用軌道(豊岡林道)
~身延の奥地に、強引すぎる手段で山脈を越える軌道があった~
本誌P37-45・カラーグラビアP12

ですが、ご投稿頂いた方はオブローダーとして、著名であり最高の冒険家&研究者である
ヨッキれんこと平沼義之氏に、スペシャルゲストスターとしてご参加頂きました。
ふたつ、レポート頂きましたがそのひとつが、身延山中にあった恐るべき林用軌道の実態を調査されています。
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△森をつらぬく一直線の廃線跡・・・しかし、その正体は!!本誌へGO 写真/平沼義之

あまりにも有名な平沼義之氏 のウェイブサイトは
廃道・廃線・未成道・隧道・林鉄・道路趣味~山さ行がねが~

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是非とも、軌道風景Vol.03も宜しくしくお願い申し上げますm(__)m

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2020年9月16日 (水)

軌道風景Vol.03●発売記念特集こぼれ話  その05 日立電鉄・日立電鉄線

今回の軌道風景Vol.03こぼれ話は

首都圏廃線跡めぐり
日立電鉄・日立電鉄線
~生まれ変わりつつある電鉄の廃線跡~
本誌P31-36・カラーグラビアP12

で名取信一氏にレポート頂きました。
 説明するまでもなく、2005(平成17)年に廃止となった茨城県の日立電鉄の廃線跡をたどるレポートです。廃止から15年もの時間がたつ同線跡が、どのように変貌したのかは本誌をご覧ください。

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▲東京から近いのに行ったのは数回で、いまとなっては大後悔の真っただ中_| ̄|○ 久慈浜駅近くて撮影した元小田原急行鉄道の電車であったモハ1004か1006。ピッカリコニカC35EF で撮影。1991年6月 (本誌未掲載画像)

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▲向かって左側に常磐線の線路がある、終点の鮎川駅にて。いまは雑草だらけの空き地となっているが、現在の写真は本誌参照。ピッカリコニカC35EFで撮影。1991年6月  (本誌未掲載画像)

 日立市内側の廃線跡は、久慈浜から河原崎駅間は「ひたちBRT」となっており、廃線跡をたどる旅はラクラクとバスで追跡可能となっている。日立電鉄の“電車に乗車した気分を”を思い出しながら、のんびりと廃線探訪も楽しんでみたい。

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△かつての久慈浜駅には、日立市立南部図書館があり、その裏手にBRT(バス停名:南部図書館)が発着している。ここから日立電鉄跡を利用した専用道路へと入ってゆく。バスの後ろにはささやかな廃線モニュメント?がある。(本誌未掲載画像)

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是非とも、軌道風景Vol.03宜しくお願い申し上げますm(__)m

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2020年9月 9日 (水)

軌道風景Vol.03●発売記念特集こぼれ話  その04 奥多摩湖ロープウェイ

今回の軌道風景Vol.03こぼれ話は

首都圏廃線跡めぐり
奥多摩湖ロープウェイ(川野ロープウェイ)
~わずか3年で終了した湖をわたる旅客索道~
本誌P28-30・カラーグラビアP11

で中澤 亮氏にレポート頂きました。
 この、現在は廃線となっている旅客索道の存在は、廃墟関係ファンの間では有名な物件のようです。本誌は鉄道本なので、当路線の開通から廃止までの歴史にふれ、わずか3年間しか運行していなかった現役時代の貴重な写真も掲載しています。

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▲奥多摩湖(正式には小河内貯水池)の真上を通っていたロープウェイは、運行が休止されてから50年以上経つ今でも当時のまま残されているらしいが、立入禁止である。写真は川野駅構内で、今か
ら10年以上まえの状況。写真/中澤 亮 (本誌未掲載画像)

 本誌上には、朝日新聞社から提供された当時の湖上を優雅に走る奥多摩湖ロープウェイの写真が掲載されています。

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▲ふたつしかない駅舎も残されているようだ。こちらは三頭山駅。写真は今から10年以上まえの状況。写真/中澤 亮 (本誌未掲載画像)

 短い運行期間でしたが、このロープウェイの車両をこよなく愛している方々も少なからずいるようで、それに応えようと3Dプリンタで鉄道模型製品を世に贈りだしている「鑛鉄道」から、1/80のHOゲージスケールと、1/150のNゲージスケールの2両の車両が発売されています。
鑛鉄道HP

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▲上が1/80のHOゲージスケールで、下が1/150のNゲージスケール。良く作られていますね(^O^)/

 また本誌P11には、索道の研究をされている松本晋一様から、貴重な奥多摩湖ロープウェイのカラーパンフレットの画像をご提供頂き、掲載しています。
松本晋一様のHP 
歓喜の索道

Vol03
是非とも、軌道風景Vol.03宜しくお願い申し上げますm(__)m

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2020年9月 2日 (水)

続:小坂森林鉄道研究会からのお知らせを告知申し上げます

 昨年もお伝えした小坂森林鉄道 上巻に続いて「小坂森林鉄道 下巻 ~飛騨最大の森の鉄路~」が発刊されると小坂森林鉄道研究会よりお知らせが来ましたので、告知申し上げます。
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表題:小坂森林鉄道 下巻
  ~飛騨最大の森の鉄路~
出版社:ブイツーソリューション(自費出版)
サイズ:A4版、127ページ
販売方法:軽便鉄道模型祭(Web開催)上での通販、Amazonで販売予定(書店流通無し)、貨物鉄道博物館での店頭販売
     Amazonでの発売は10月中~下旬頃の予定
単価:2,600円+税

よろしくお願いします。<m(__)m>

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2020年8月26日 (水)

イカロス出版 Jトレイン Vol.79【消散軌道風景】第58回

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 好評発売中の「消散軌道風景Vol.03」という別冊のほかに…イカロス出版発行の季刊誌Jトレインにて【消散軌道風景】という連載記事を担当させて頂いております。
 さて今回は、わたしの数あるライフワークのひとつ?である

(^o^)/「鉄道遊具の研究」\(^o^)

を、お届けしています。
 ひとくちに鉄道遊具と言っても、どれを指すのでしょうか?

遊園地にあるミニ鉄道や、コインを入れてガタガタと動く乗物?

それとも、コンクリートで作られた蒸気機関車のような姿をしたモノ?

 そんな素朴な疑問に 不肖ノリユキ 生意気(若造のくせに※)にも鉄道遊具の定義なる説明を述べました。
※ 鉄道趣味業界では50歳代でも若造らしいです。ある意味素晴らしい;つД`)

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△コインを入れると自動的に走り出す小さな小さな遊覧鉄道。これは鉄道遊具かなァ?【桐生が岡遊園地 】群馬県桐生市宮本町4丁目1−1(本誌未掲載画像)

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△上と同じく、コインを入れると動くが、線路は走らない通称:コインライドとも呼ばれているモノは鉄道遊具?【神戸市立王子動物園・遊園地】兵庫県神戸市灘区王子町3丁目1(本誌未掲載画像)

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△今ではあまり見かけなくなった公園にあるコンクリSL。塗装は超有名なイギリスの創作 蒸気機関車に似ていますが、これは鉄道遊具でしょうかね?【恵比寿公園】東京都渋谷区恵比寿西1丁目19−1(本誌未掲載画像)


 さすがに、これはついていけないと、嘆かれるかもしれませんが、子供の頃からレイルファンであったのなら、一度はお世話になった(遊んだ)記憶がある鉄道遊具という、今まであまり鉄道趣味の世界でも触れられてこなかった世界に一歩踏み込んでしまいました

詳しくは、イカロス出版JトレインVol.79
ご購入頂ければ幸いですm(_ _)m  

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2020年8月19日 (水)

さようなら豊島園と模型列車ほか(ノД`)・゜・。

 すでに多くの報道によってご存じとは思いますが、東京都練馬区にある遊園地「としまえん」が8月31日をもって94年もの輝かしい歴史にピリオドが打たれます。
 個人的な話ですが、当方(岡本)は今でこそ栃木県日光市民ですが、もともとは西武鉄道池袋線の椎名町駅の近くに住んでおりました。そんなわけで、としまえんは幼き頃から良く行った遊園地のひとつとして思い出深い場所です。
 最後に訪問したのが今から約10年前で、閉園と聞き久々に「としまえん」を訪問しました。※仕事ではありません。
 半田亜津志と遊覧鉄道を愛でる会(消散軌道風景No.01のP120-129参照)の会員でもあるので、同園にある遊覧鉄道の最後は見届けないといけない使命感?に駆られ、入園して真っ先に向かったのが「模型列車」という名前の遊覧鉄道です。

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△としまえんのアトラクションとしては最古参となる「模型列車」 アメリカンなスタイルのシングルドライバー機は、本物の米国製というのはあまり知られていない

 シングルドライバースタイルが特徴的な、アメリカはチャンス・ライズ社製のボギー式ガソリン機関車が活躍する遊覧鉄道として、今ではたいへん貴重な存在でした。かつては、遊園地関係の製造メーカー「トーゴ」が日本で販売代理店をしていた関係で、全国各地の遊覧鉄道にて同型機が活躍していましたが、今では としまえん の模型列車を除くと現役で活躍している場所は三重県の志摩スペイン村の遊覧鉄道「フィエスタトレイン」のみとなります。
 この遊覧鉄道の軌間についてはいろいろな方からの報告で真相は錯綜していますが、わたしとしては軌間600mmと考えています。
 詳しくは、林鉄魔人で有名な!?竹内 昭氏が詳しくレポートされていますので、そちらをご参照ください。
https://open.mixi.jp/user/1335677/diary/1976397529

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△「模型列車」乗り場に静態保存されている過去に使われていた機関車のなかで、もっとも古い(いまから約50年前)と思われる電動SLが残されている

 とても貴重な遊覧鉄道のひとつと言える「模型列車」が、このまま廃止・解体にならずに、どこかで復活してくれることを祈っているひとりです。

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△たいへん人気なアトラクションのひとつ。自分で運転できる「チャレンジトレイン」には新型特急【Laview】もあります

 近年ブームとなっている自分で運転できる遊覧鉄道「チャレンジトレイン」は、2017(平成29)年に登場した新しいアトラクション。小さな小さな西武の電車たちが活躍する大人気アトラクションですが、流石に新しいので、どこかで再起ですよね…? ちなみに軌間520mm。

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△自動運転方式のコインライドだが、いまや貴重な「クジラ型機関車」。全国各地に大小数匹?の存在が確認されている
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△電飾を施された鉄道遊具系のSL

 ちび鉄の頃から慣れ親しんだ遊園地と遊覧鉄道が、またひとつ失われることに寂しさを感じずにはいられません(/_;)

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