野辺山SLランドのDL2号機の移籍
昨年夏に、惜しまれつつ閉園となりました長野県の「野辺山SLランド」ですが、そこで活躍していました初代相棒機関車のDL2号機がこのたび、小坂森林鉄道研究会に引き取られ、岐阜県下呂市小坂町の「ひめしゃがの湯」にて展示されることになりましたので、同会からの告知用資料と共にお知らせいたします。
▲野辺山SLランドで、最後の走りを見せるDL2号機
ちなみにDL2号機(元No.118) とは、長野県は上松運輸営林署で活躍していました元森林鉄道用機関車です。路線が廃止となり滋賀県のドライブインに払下げられました。その後、野辺山SLランド開業のため転入し、当初は自走できなかった蒸気機関車362号機と客車2両を牽引していました。SLが走り始めると、平日運用などの予備機となり、362号機の初代相棒機関車DL2号機として活躍していましたが、後にDL3号機(酒井工作所製7トンDL)が入線すると予備機となっていました。搭載エンジンはいすゞDA110。
種類:森林鉄道用ディーゼル機関車
製造メーカー:酒井工作所(現在は酒井重工業)
車体番号:DL2号機(元No.118)
製造年:1957(昭和32)年
製造番号:6266
軌間(線路幅):762mm
重量:5トン
▲偶然にも、搬出する日のクレーン車はKATO!!で、SKWを吊ってトラックに載せることになりました。
5月6日に現地で初お披露目となりますので、先に保存されているカナ書き酒井のNo.33と共に、ぜひとも見に行ってください。
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