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2020年4月15日 (水)

消散軌道風景Vol.02発売記念特集 こぼれ話その12

 
 今回は「消散軌道風景Vol.02」の産業用鉄道カタログ&パンフレット【第2回 日車のUDL】
                こぼれ話です。

 前巻の消散軌道風景Vol.01(84-87頁)の第1回では、鍋トロと松岡産業の内燃機関車販促パンフレットを取り上げましたが、連載二回目は日本車輌製造株式会社(以下、日車)の坑内用内燃機関車の“ブランド ”であるUDLの各種カタログ&パンフレットを紹介しています。

 詳しいことは、本誌をご覧頂きたいと思い割愛しますが、
このUDLという製品群は内燃機関車が使われていた末期の工事鉄道(トンネルほか各種の土木事業)には必ずと言って良いほど採用されていた種類のもので、特殊鉄道が大好きなレイルファンにとっては「またUDLか・・・」とも言われていました。

 大手鉄道車両メーカーである日車の製造能力と販売力の前には、同時代に坑内用内燃機関車を製造販売していたニチユ(現在は三菱ロジスネクスト)や加藤製作所にとって最大の脅威でした。

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▲日車のUDLカタログ・パンフレット類の種類や量は多く、紹介できるものはその一部。上記はカタログ表紙のひとつ。所蔵/せんろ商会 

 たまたま見つけた特殊な鉄道(廃車体なども含む)に、加藤・酒井や協三工業製の機関車はなく、日車のUDLが活躍していたりすると、軽く嘆いていたレイルファン(一部と思います)も多かったのですが、そんなUDLたちも、いまでは非公開も含めて現存確認されているのは国内に約5台ほどという超絶滅危惧種となってしまいました。

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△奇跡的に救われ静態保存されているメーカー形式:UDL-108Bという8トンロコ。軌間は914mmにセッティングされている。四国は高知県の馬路森林鉄道沿いにて。手前は
復元ポーターが走る線路(軌間508mm) 2019年2月 
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△こちらも奇跡的に現存する1台。元四国鉱発白木谷鉱山のメーカー形式:UDL-112Bという12トンロコ。軌間は762mmにセッティングされている。詳しくは消散軌道風景Vol.02の62頁参照。 2016年4月 

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消散軌道風景Vol.02

 ぜひとも、本誌をご覧くださいませ<(__)>

                    つづく

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